大型連休終了!
いろいろなイベントが目白押しでしたが。私にとって忘れられないのは、熊本の益城町の仮設住宅を訪れたことでした。いままだ多数存在する仮設住宅のひとつ、安永東仮設団地にお邪魔することができました(晃妃ちゃんの熱意と交渉力のお陰)。晃妃ちゃん、優子ちゃん、ギタリスト四方君、私の4人の音楽隊。場所は集会場の「しあわせの家」。オーディエンスは年配の女性が半分以上。スタンダード曲や歌謡曲など、みんなで合唱したり手作りシェーカーを振ったりワイワイしながらあっという間の1時間!そのあとの健康体操にも参加(みっちり1時間、結構きつい!)、笑いの絶えない時間を過ごしました。
お話を聞くとそれぞれに、話し出すと止まらない壮絶な体験を経て、やっと、あるいは心ならずも落ち着いた仮設団地。
口惜しさ、悲しみ、憤り、孤独、絶望感・・・それらと対峙しながら、でもそれらを静かに受け入れ、そのうえで明るく前を向いて生活していこうとするエネルギーを感じました。
Smileを歌ったとき、自分から出たSmileの歌詞が、聴く人たちの心のなかを一巡して、そのまま自分に戻ってきた。なんや、自分が励まされてるやん!って。。。
ジタバタしたりあたふたしたりしてる自分たちが子供のように感じてしまいました。
イベントがあるのは知っているけどおうちから出てこない人たちも勿論たくさん居られるわけで、被災地全体はまだまだ手負いのままです。
自分たちに何ができるのか、何かをすることがどれほどの意味があるのか、考えると気持ちは複雑にループします。でも、あのとき一緒に歌ったりはしゃいだりしたひとときを、ちょっとでも笑って思い出してもらえればいいかな~って思います。
運転手をしてくださった吉田さん、写真を撮ってくださった藤尾さん、それから関わってくださったすべての皆様に感謝です。
熊本は風光明媚なまち、食べ物もおいしいものばかり。早く仮設に暮らす人たちが終の棲家に戻れるよう、観光やお買い物でぜひ応援してください~♪