はじめて衛星放送がTVに登場した日。
大好きなビートルズを、リアルタイムで目に出来る！
まだ、明けきっていない朝の４時ごろだったかな？
目覚ましをかけて、ひとり起き出して、
ドキドキしながらテレビの前にスタンバイ。
録音（オープンリールの、カセットじゃないテープ）機も用意して、
マイクをテレビのまえにセット（笑）。
世界のいろいろな場所から中継が行われ、
いよいよ、ロンドン！
ビートルズが映った！
ジョンレノンが居る！ポールも、ジョージも、リンゴも。
いま、この同じ瞬間に息をしている彼らを見ている。
信じられない、夢のような時間。
レコーディングが始まった。
フランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」が荘厳に鳴り響く。
ラーブ、ラーブ、ラブ♪・・・・・・
いまでは誰もが知ってるフレーズだが、
そのときに世界がはじめて聴いた曲だ。
あのときの、めくるめく数分間。
もちろんビデオなんてなかったから
そのあとテープを何度も何度もすりきれるぐらいきいた。
いま、All You Need Is Love を聴くと
あのときの、早朝の居間のつめたい空気と
ねむたいけど変に覚醒してドキドキしている
半ば子供の自分が、
はっきりとよみがえる。
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３人コーラスのザ･ハーミスで、５月末にビートルズ特集ライブをする。
いま、猛練習中だが、あらためて感じる。
ビートルズって、なんと凄い！
もちろん、私の青春はずっとビートルズとともにあった。
イントロがでたら、即、口ずさめる。
自動的に次の曲もその次の曲も出てくる。それが自慢でもあった。
だって、心や身体にすりこまれている。
でも、自分が聴くのと、
オーディエンスの方々に聴いてもらうのは、別。
それぞれのビートルズを心に擁する聴き手のひとたちに
女性３声で、どうやって、私達のビートルズを伝えることができるか。
今回、あらためてひとつひとつの曲を分解して、吟味して、感じる。
やっぱり、彼らはただもんでない。
コードの展開のしかた、メロディーの流れかた、音のぶつかりかた、
リズムやテンポの絶妙なうごきかた、先の読めない展開、間・・・
そして、それらのすべてから放出される、摩訶不思議なエネルギー。
ほかにはあり得ない。
ある意味、クラシック音楽だ。
えらいことになった。
5/28、どこに行き着くのだろうか？
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5/28（土）THE BAR ARITA（天王寺） 20:00～2セット
ハーミスですが・・・・・・・・・・・・・ 今夜はビートルズまみれ！イェイ！！
Chorus THE HARMIS（南ルミコ、西脇千花、伊藤アイコ） ｇ上川保 ｂ岩田晶
大阪市天王寺区大道2-11-11天王寺駅より徒歩8分 TEL.06-6772-8807
MC2500円
その他スケジュール
http://homepage3.nifty.com/jazz-aiko/schedule.htm
