友人が自分のデザイン会社を畳んだ。
農業をきわめたいのだという。
かねてからマクロビオティクスや薬膳に取り組んでいたが
どうしても、農業をやることに行き着いたのだそうだ。
現在、農地と住居を物色中だ。
最初の計画では、もうとっくに場所が決まって、
引越しも終っているはずらしい。
離れて暮らしているダンナさんは、あせる彼女に
「風が吹くまで待て」というらしい。
じっと構えていたら
必ず、ここというときに、風が吹くのだそうだ。
それまで動くんでないと。
彼女はそのことばに対し、
「じゃあ、扇風機で風を起こそうかしら」といっている。
「あかんあかん、扇風機はやめとき!」
わたしはダンナさんの考えに賛同するから。
風が吹くのを待つ。
その考え、大好きだ。
でも、追い風もあるが、逆風もある。
横風だって、ある。
竜巻だって。
いい風が吹いたことを、感じられる自分でなければいけない。
アンテナを、つねに、はって
そのてっぺんには、風見鶏もつけとかなければ。
いい風にうまく乗れれば、
走らなくても、焦らなくても、
ラクに、行きたいところに到達できる。
エネルギーの無駄使いをしないで済む。
必ず、吹くよ!
いつか、畑でもぎたての野菜、食べさせてね!
でも、畑の管理人になっても、
HPの管理人も、続けてね!