割においしくて、好きな和食屋さんにランチに久しぶりに行った。
人気店だし、お昼時なので混雑していたが、
カウンターが空いたので二人ですわった。
前の人のお膳が残っている状態のまま、かなり待たされた。
ホールに女性3人ぐらい居るのに。
ご飯つぶのついた海老の尻尾としばし睨めっこ。
やっと片付けてくれて、お魚定食を注文すると、もう売切れたという。
いつも売切れのときは、入口のメニューに「売切れ」と掲げるのに、
今日は出ていなかったから、急な階段おりてわざわざ入ったのに。
天丼か、揚げ物主体の日替りしかチョイスがなく、
「日替わりのほうが早いですよ!」
年かさのおばさんが断定的にいうので、
しかたなく日替わりに。
まつこと10分以上。
日替り二つ、やっと上がってきたと思ったら、
私らよりだいぶあとに入ってきたカウンターの別の二人組のところに。
「え?」
ま、同時に出来上ったんやろ、と思っていたら、
そこからさらに待つこと5分。
どこが「日替り早い」ねん!
わたしらがムッとしてたので、ようやく順番間違えたことに気づいたみたいで、
ヒソヒソ言っている。
間違えた張本人の、2番目に年かさのおばさんが、
やっと日替りを持ってきて、
「お待たせしてすいませ~~~ん」と泣きそうな声で何度もあやまった。
年かさのおばさんも、監督が行き届かなくて、といわんばかりに
何度も何度もあやまった。
もうええから。
店出てしばらく歩いてから、カウンターの下に忘れ物をしたことに気づいた。
あわてて取りに、階段をおりていくと、
さっきの年かさのおばさんが私を見て、満面の笑みで
「いらっしゃいませーっ! お一人様ですか~??」
「忘れものですっ!!」
だれにも発見されずにそのまま置かれていた忘れ物をとって、
このさき多分ニ度と下りないであろう階段を上った。
この店、味はいいし大将も男前やのに・・・
残念!!