~愛は寛容であり、愛は情け深い。
また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない。誇らない。無作法をしない。自分の利益を求めない。いらだたない。恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。~
新約聖書のなかで、使徒パウロがコリント人にあてた手紙のなかの、有名な箇所である。
わたしのいちばん、すきなくだりでもある。
そのなかでも、いちばん気になることばは
「寛容」
2行目以下のことを、すべて包括しているとおもう。
「寛容」 Being Generous
やさしいだけではない
太っ腹なだけではない
寛大なだけではない
惜しみなくあたえる
そんな境地になれたら、すばらしい
でもそうなるには
まず、すべてを受容れることができないと。
自分がすきなもの
自分にしっくりくるもの
許容範囲にあるもの
そんなものは、だれだって愛せる。
とうてい無理なもの
どうしても見たくないものを、受容れる。
そんなときは、目を凝らして見なくても
いいのかもしれない。
目をつぶる。
そして、抱きかかえる。
そんな芸当、できれば
Generous に近づけるのかな