雨も降っていたので近場で、ということで、しばらく行っていなかったお店へランチに。
和食創作料理系のいまいちコンセプトがわからない店だが、半年ぐらいのあいだにスタッフの顔ぶれがまったく変わっていた。
以前は感じなかったが、全体が白く澱んでいる感じで、煙たい煙たい。
咳込むぐらい。
禁煙席はないというので、半個室みたいなところに移動させてもらった。
メニュー自体はあまりかわっていない。
わたしは海鮮丼セット、連れのY子はチキンカツセット。
注文を聞きにきた茶髪チリチリパーマの女の子が去って、
「シャツよれよれやん、どうせならぱりっとしたらいいいのに」
Y子からまずはひそかなダメだし。
ひとつの救いとして、この店はすべてのメニューの最初にミニ茶碗蒸しがついてくる。
はず。
だが、期待を裏切って出てきたのは若竹煮の小鉢だった。
うすく切った筍2切れとしょぼくて固いワカメ。
それが、よくここまで塩入れたな、という味付け。
ないほうがマシです。
Y子のメインのチキンカツが来た。
え?これ、ハムかつ?
うすくみすぼらしいカツが申訳なさそうにお皿に。
平らな形は冷凍だから?
「これがメインなのに・・・」 へこむY子。
私の海鮮丼。
ごはんの上に、イカとタイとマグロが2切れずつ放射状に。
かざすと透けてみえそうだ。
煎りゴマらしきものがごはんにかかっているが、刺身に乗っかられて
へんな風味になっている。
おしょうゆもたりないし・・・
少しでも期待をいだいた私がバカだった。
ほかの小鉢2つも、一応なんかつけて品数クリアしとけって感じ。
赤出汁がいちばんよかった。でもお湯のみみたいなお碗やった。
へんに隔離されたので、存在を忘れられてたみたいで、コーヒーがなかなか来ない。
呼びに立って、やっと来たコクのないコーヒーを半分ぐらい飲んで、出た。
これで1000円!
不景気なのはわかってる。
でも、食事して、「やっぱりいまは不景気なんや・・・」と思わせられるのは悲しい。
食事して、エネルギーもらって、元気になりたいのに!
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