愛ってなんだろ。
よく、あのひとには愛がある、とか、愛がない、とかいうけれど。
愛は、だれでもが持ち合わせているもの。
愛は、すきなものや、すきなことや、すきなひとに対しては、
だれでもが、惜しみなく注げる。
それは、愛の、ひとつのかたちなのかもしれない。
でも、きらいなものや、受け入れがたいものや、拒否したいものや、敵や、
みたくないものや、さわりたくないものや、ゆるせないものや。
それを、ふところに抱きかかえることができるひと。
ぎゅっと、抱きしめることさえできるひと。
そんなひとに、真の愛をみる。