最寄り駅の近くの国道の大きな交差点。
いやがらせとしか思えないぐらい、赤信号が長い。
信号運が悪ければ、電車を1台分、逃す。
家を出るのがぎりぎりだと、信号で、遅刻かセーフかが決まる。
交差点以外の場所は、中央分離帯のようにガードレールがしつらえてあって、スカートではまたげない。
(何年か前まではもっと背の低い植え込みだけだったので、切羽詰っているときはオッサンのようにまたいでいた)
車に比べて、歩行者の青信号はアホほど短時間。
そのあいだ、カッコー、カッコーと鳴っている。
ミド、ミド? ラファ、ラファ?・・・まあどうでもいい。
要は、急いでいる場合は、カッコーが聞こえたら、かなり遠くにいてもダッシュする必要がある。
クリーニング屋さんを通り過ぎた辺でカッコーが聞こえ始めれば、そこからウルトラダッシュをすれば、交差点に着いた時点ですでに青点滅も終っているが、両方が赤の間が10秒ぐらいあるので、その間になんとか渡りきれる。
ナンギなのは、クリーニング屋さんの手前でカッコーが聞こえてしまったとき。
さあ、どうする!?
ぜったいに遅れられないときは、意を決して短距離選手になる。
でも、ビミョーなのよ、これが。
何秒かの躊躇のため、結局間に合わず、汗だく息切れの状態で足止めとなる。最悪!
そんなときはまた、一生変わらないのかとおもうほど、車側の青信号が点滅しない。
イーーーっとなりながら待って、信号が両方黄色になったぐらいで、再びダッシュ。
駅前のロータリーを無理やり横切り、改札を駆け抜け、階段を2段飛ばしに上がり、プラットフォームにすべりこむ電車に、飛び乗る。間の悪いときは目の前で扉が閉まる。ガーン!
ふぅ~ 朝からどれだけエネルギー消費しとんねん!
(良い子はぜったい真似しないでください)
・・・街のどこにいても、どこかでカッコーが聞こえると、思わずダッシュをしそうになる今日この頃・・・