♪空が灰色に曇っていても
ずっと曇ってるわけじゃない
だから心配ごとは夢に包み込んで
そのまま空にとばしてしまお
太陽が顔をのぞかせるまで
よけいなことは、しなくていい
いやなことはしっかり夢にくるんで
そのまま放りなげてしまお
自分のお城が崩れたとしても、
それも運命だったってこと
生きるって、ほとほと思い通りにはいかない
文句言ってもしょうがない
微笑んで、現実を受け入れようよ
いいときもあれば悪いときだってある
わすれてはいけないよ
雨のあとには必ずお日さまが出てくる
だから悩みはくるくる包み込んで
夢そのものにかえてしまおう♪
だいすきな”Wrap Your Troubles in Dreams” につけた私の訳詞だ。
CDにも入れたこの曲。
私自身、いつも、このうたに元気づけられる。
だって、現実を受け入れるって、大変なこと。
とくに、受け入れがたい現実の場合はね。
不幸や不運はいつ、やってくるか、わからない。
直面すると、固まって動けなくなることもある。
でも、固まってばかり、いられない。
状況をとりあえず受け入れないと、次に進めない。
夢に包み込んでポイ、というわけにはなかなか行かないかもしれないけれど、夢にくるんでからもういちど開けてみたら、案外おもしろいものに化けていることだってあるかもしれない。
餃子の皮に包み込めば、おいしく食べられるかもしれない。
その場合、眠眠か?551か?はたまた王将か?
この曲には、成熟した達観の心と、ひたすら肯定的な明るさ、そして人生に対する愛があふれている。
メロディと、アレンジが、またいい。
恋のうたが多いなか、これは貴重な人生応援歌かも。