今年7月に急逝したコーナーポケットの鈴木喜一マスターのメモリアルコンサートが12/9、関学のレセプションホールで開かれた。ほんとうに大勢の人々が一堂に会した。
コーナーポケットによく出演していたミュージシャンたちによる演奏のあいまに、スクリーンに在りし日の色々なマスターの様子が映し出されたり、エピソードが語られたり・・・
「え~知らんかった、そんなこともやってはったんや~」とか、隠れた部分も出てきて、みながマスターへの憧憬をあらたにした。
そんな人達を「へへ、知らんかったやろ!」って上からみて笑ってたんと違うやろか。
わたしも一曲、マスターにちなんだ曲を歌わせていただいたが、どう聴いてくれたやろか。
演奏者も、聴衆も、スタッフも、一人残らずすべての心が一つに向いたコンサートだった。
あたたかい気が会場をずっと満たしていた。
アフターではコーナーポケットがまた人であふれた。
ときには辛辣なことも言いながら、言葉の奥には深~い愛情をたたえたひとだった。
純粋で、そのくせ限りない包容力の持ち主だった。
家族は、まだまだつらい。ますます、かもしれない。
でもお店を続けていくことが、マスターをいちばん近くに感じられること。
ほかのみんなもそう。
だから。
キイチ、そのうちまた会いましょう。
こんどは、どんな役回りで出会えるのかな~