ひさしぶりに、満足度100%のランチにありついた。
平野町の「ス○ゲティハウス」
普通のお昼時間に行くと並んでいて入れないので、いつもすこし時間がずれたときに、のぞいてみる店だ。
きょうは遅めだったにもかかわらず、まだ店の外に人が待っていた。
古いビルの地下で、待っているときの環境は劣悪。
冬は底冷えするし、今日みたいな日は、ボーっとなりそうなぐらい蒸し暑い。
それでも文句を言わず、みんな待つ。
メニューを渡される。
種類多すぎ。スパしかないのに。
あまりにありすぎて、決められない。
でも、えい!と目をつぶって指がさしたものに決めても、絶対にハズレはない。
保証する。
きょうはシーフードのトマト味。
なにに感動するかって、まず麺。
家庭では出せない、イタメシ屋でもこの歯ごたえには出会ったことがない。
つるつる。もちもち。
そして、具がまたそれぞれの存在感を主張する!
魚介たちの、この麺と一緒になれてウレシイ~という声が聞える。
ソースも、君たちに覆いかぶされてうれしい~と泣いている。
さいごの、さいごの一口まで、食べ飽きない。
外に人が待っているのに、せかされることもなく、最後のドリンクまでゆっくり味わえる。
コーヒーがまた深い味!
ひとつひとつのものに、「手抜き」がみられない。
10人も入ればいっぱいの、お世辞にもおしゃれとはいえない店。
それでも、あの、つるつる、もちもちを味わいたいがために、外で待つのもいとわない。
めいっぱいまんぞくして、店を出るときは、しぶい男前のマスターやお店の人に「いってらっしゃいっ」と送り出される。
はーい、はやめに帰ります!