「数字で出せ」といわれると、固まってしまう。
実績はまだ計算すればいいが、見積もりとか売上予測とか限界利益とかいわれると、とたんに頭にかすみがかかる。
具体的な数字を出してレポート書けいわれたら、膨大な時間がかかる。
(文章だけやったら30分でおわるものを)
データのサイズ、MBとKB、どっちが大きかったっけか、いつもわからない。
為替レート、どうなっているときにどこにいれば得か損か、すぐにはわからない。
保険の掛け金がいくらで、いつどうなったらいくらもらえるか、はっきりいえない。
同時通訳の訓練をしていたとき、数字がでてくると、特にゼロの数が多いと咄嗟に転換できなくて、その時点からあともボロボロになるので、その道あきらめた。
数字を、相対的に捉えることが、生理的にできない。
だから、資産運用とか、投資とか、とうてい無理。
(ていうか、元手がないからもともと無理。)
今の仕事について、「会社やったら?」といわれることも何度もあったが、「ありえへん」と却下してきた。
だって、数字と取り組めない。
でも、よのなか、数字で成り立っている。
ほんとうは、音楽も。
音符も休符も、ビートも、音階も。
なのに、これは取り組める。
つかう脳がちがうから?
でもやっぱり、苦手なのは、かぞえること。
もっともっとカッコよく、バシっと出せるようになりたいわ、イントロのカウント。