大阪・神戸・三宮を拠点に活躍するジャズボーカリスト伊藤アイコ
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声域

ボーカリストには、その人が気持ちよく歌え、聴く人も気持ちよく聴ける音域というのがある。人によってちがう。あの人はキーが高い、低いなどという。
歌うからには、自分のキーで歌いたいが、そうはいかない場合もある。
ビッグバンドや大所帯のユニットなどで、譜面がすでにあり、それに従って歌う場合である。
あるユニットにボーカルで呼んでいただいたときも、曲が指定されており、これまた指定されているキーは、曲によっては2~3度高かった。
わたしの場合、キーが高くなると声が幼い感じになってしまうので、正直、変だ。でもそうは言ってられない。必死だった。
一昨日、そのユニットのレギュラーライブを覗いた。
私が懇意にしていただいているベテランボーカリストがゲストだ。曲もキーも私のときと一緒のはず。しかも彼女のキーは普段、かなり低い。
いったいどんな風に歌いはるのか??知りたい一心だ。
たとえばコールポーターのある曲。ふだんGで歌っているのにキーがBbだったため、私はあきらめたヤツ。
それを彼女は難なく歌っている。「あ、ずるい!キーをさげてもらってる!」と思ったのだが、違った。ちゃんとBbだ。でも、高くて苦しそうでもない。
ほかの曲も、いつも聴くように自然だ。これはすごい!
終ってからきくと、こういう場合に備えて、やはりつねにボイストレーニングをしているという。得意な音域ばかりしか出さないと、どんどん声帯は退化する。とくに年齢を経るに従いキーはどんどん下がる。
「だからいつも訓練しておかないとだめ」
そうか。こどもっぽく聞こえるからといって、出さなかったらよけい高い音は出なくなる。
こどもっぽく聞こえないように、ボイトレをしていかないといけないんだ。
さすが、ベテランボーカリスト、Eikoちゃま!
努力しているのに、がんばっているようにみえないところが、すてき!

2006/06/28 | 日常
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