会社近くの韓国料理屋さんにランチを食べに行った。
母娘でやっている小さなお店で、本場の家庭料理の味だ。
すごくおいしいからお気に入りの店。でも、辛い。
今日はビビン麺を頼んだ。韓国の麺にも2種類あるようで、ここのは黒っぽくてめちゃくちゃ細い。
それに赤い味噌がからんでいるから、もう、文句なしにスーパー辛い。
同じメニューを頼んだ会社の子と、並んでひたすら食べる。会話は、
「辛っ!」「うん」・・・・・ 「辛っ!」「うん」 ・・・ 「辛っ!」「うん」 ・・・・
これだけ。
汗がにじんでくるし口の中がひりひりしてくる。隣の彼女はひたすら洟をすする。
相席で前にすわった2人組のOLは、冷麺をたべながら、さほど辛くないので、のんきに会社の人事異動の話をしている。
その会話をじっと聞きながら、食べても食べても減らないビビン麺と格闘する私ら。
あいだに休もうと、ミニ焼飯を口に入れるが、(美味しいのだが)またこれも辛い。
そうこうしながら食べ終わり(美味しかったのだよ)、口の中が火事のようになりながら外に出て、二人ともヒー!ヒー!と空気を吸い込む。
カフェに入って、「なんか疲れたね~~~」 といってやっと一息ついた。
それから、二人で、さっきのよその会社の人事異動の話をおさらいした。
話は詳細にまで及んだ。(どこの会社かなー?)
とにもかくにも、あつい昼休みだった。