「計算」「申請書類の作成」などは、最も私の苦手とする作業である。
そこで、毎度、頭痛のタネが「出張精算」。
でも嫌いとは言っていられない。立替えている旅費などをちゃんと取り戻さねばならぬ!
昨年までは、まだ良かった。出張精算用紙に、新大阪→東京(新幹線)xxx円、宿泊代xxx円、などと手書きで埋めていって合算すればよかったので、記憶が新しく領収書をなくしてしまわないうちにやってしまえば、そして電卓さえ打ち間違えなければ、さほど問題ではなかった。
ところが、新システム導入で、PCから直接本人が入力しなければならなくなった。
それがまた、経理やシステムの人間が処理しやすいのかもしれないが、実際の入力者には嫌がらせとしか思えない超面倒くさい手順を必要とするのだ。
何回やっても、一度で出来たためしがない。
間違えのないように細心の注意を払ってやっているはずなのに、たいてい何らかのエラーを宣告してきたり、うまく次のステップに進めなかったりする。
イヤイヤやっているから、機械もやる気のなさを察知するのだろうか。
それともバカにされているのか。
かくして、すごろくの「ふりだしに戻る」のように、何度も何度も最初から作業をやり直す羽目におちいる。
(結局それまでに誰かの手を煩わせることになるのだが)「あがり」に到達すると、おもわず万歳をしてしまう。
今も未処理の出張が2件。あーーあ憂鬱。
わたしがその作業をしているときは、傍目にもわかるそうだ。
PCに向かう背中が、固まって四角くなっているそうな。