たとえば、残業した帰り、9時前後に地下鉄に乗ると、会社近くの居酒屋か何かでちょいと飲んだ帰りのオッサンたちで、車内はけっこうギューギュー詰めだ。
飲み屋で、上司や会社上層部の悪口などいってさんざん盛り上がったらしいオッサンたちは、そのままのテンションを持ち込んでいる。
声はデカイし、酒臭い!!
その息をふきかけられるこっちは、残業直後で、空腹かつしらふ状態。
不快なこと、この上ない!
ところが、解決策を見出した!
そう!女性専用車両に乗ること。
もちろん、すいているし、乗り込むと、なんかほわーんとした、ソフトな空気。
いいにおいもする。
次に生まれてくるときはぜったい男になりたいと決めている私だが、このときだけは、となりの車両の、オッサンたちの吐息で曇ったガラスを見ながら、「あー、女に生まれてよかった」と思うのだ。