大阪・神戸・三宮を拠点に活躍するジャズボーカリスト伊藤アイコ
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タコの運命

お昼ごはんに行ってカウンターにすわったら、壁ぎわにそんなに大きくない水槽があって、タイ1尾とアジ20尾ぐらいが混雑しながら泳いでいた。泳いでいるというよりは、混みすぎて泳げない。
そこに、網に入れた小さなタコがあらたに投入された。
タコは網に入っているのがイヤでイヤでひたすらもがき続け、上へ下への大騒ぎ。
魚たちは、ただでさえ混雑しているところにいきなりの闖入者が来て暴れだし、あきらかに迷惑顔だ。
タコは、全身を使っての努力が実り、10分ほどで網から抜け出すことに成功した。抜け出たタコは、急に水槽の底に落ち着き、一件落着。こちらもホッと一息。
見ていたら、そのうちヒタッ、ヒタッと端まで平行移動していった。食べられるまでの間の時間をしずかに過ごしたいのね、お疲れさま。
そうこうするうちに、スタッフのお兄ちゃんが水槽をのぞきこみ、「大変だ!」と大騒ぎ。私はタコが網を脱いだときに報告しなかったのが何かまずかったかと思い「どうしたんですか?」ときくと、「タコが浄水装置のなかに入ってしまったんですよ・・・。タコが巻きつくと浄水装置が止まり、そうすると、なかのサカナ全員、死んでしまうんですわー!」
わー大変。
それから、お兄ちゃんたちは、針金の先を曲げたものでタコを浄水装置から取り出そうと必死で格闘していたが、穴が小さくてなかなかうまくいかない。
それに、魚たちが、「なんだなんだ!」とばかりに野次馬みたいに寄って来る。それらを「ジャマだ!コラ!」と追いやりながら、必死で作業するお兄さん。
見ていても埒が明かない。
結局どうなったかわからないまま、会社に戻った。
気になるタコの運命・・・そして魚たちの運命や、いかに?
そんなこんなで、貴重な昼休み、コーヒーする時間もなかった。

2006/04/13 | 日常
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