地下鉄御堂筋線の朝のラッシュはすごい。
乗り切れないのでホームから見ていると、もう絶対無理に見えてからでも、まだまだっ！という感じでどんどん人が入り込み、入りきらない部分を駅員さんたちが渾身の力で押し込む。
押せば入るものだ。
見送る車両には、扉ちかくに人がさまざまなポーズのままガラスに押しつぶされて固まっている。
でも真ん中あたりは本を読む人もいるぐらい普通の混み具合。
まさに、「間抜け」とはこんな状況か。
次の駅に着いて扉があくと、人がすぐに飛び出すかというと、そうではない。
あまりにも団子状態でもつれたまま固まりすぎているので、すぐにはほどけない。
扉の外にでるまでに、これまた相当なエネルギーを要する。
駅に着地すると、やれやれと息をつく。
それにしても、扉横で、流れに抵抗してぜったいに降りまいと頑張っていたおばさん、あなたのそのエネルギーを別のことに活かせば、さぞかし有意義な生活がおくれるだろうに。（大きなお世話か）
