冬の木 新幹線の車窓から冬景色を眺めていると、丘には葉っぱのすっかり落ちた木々が寒そうに立っている。 でも気がつくと、どの木をみても、すてきなフォルムをしている。 細い筆で精緻に手描きしたように枝の曲線が美しく広がり、全体を見るとみごとに均整がとれている。 葉っぱで覆われているときには気づかないが、裸になっても凛として、卑屈なところがひとつもない。 いいな、あこがれる。 2005/12/16 | 日常