昼になると、オフィス街のほとんどの角にお弁当屋さんが店をひろげる。
彩りもよく品数も多く、結構おいしそうなものが並んでいる。
値段も安いとあって、どこもサラリーマンやOLが行列している。
そのなかに、あれ?奇妙な行列が・・・・・・
行列している人たちが動かない。売ってる方も、動かない。
両者がじーーーっとして、立っている。
なんじゃこれは?と思ったら、12時半になると、値段が半額(?)になるらしい。
そのときが来るまで、この奇妙な団体は、寒風のなか、時間が止まったように固まっている。
おしのけて、ちょっとごめん、普通の値段で買うわ、という人は見当たらない、というか、出来にくい雰囲気。
そんなら、時間を区切る意味、あるんかな・・・?