いまやっているジャズコーラス「ハーミス」、3人ともコーラスが大好き。
それぞれソロ活動が忙しいなか、共通の時間を捻出して練習しているが、練習してると、おもわず時間をわすれる。
人とハモる快感。これには中毒性がある。
たまにカラオケに行っても、私はもっぱら人の歌にハモる。
「きもちよかった~」と感謝されるのが嬉しい。
昔、コーラスをやっていて気づいたことがある。
あまりにも完璧にハモったら、3声ならば第4の、4声ならば第5の声が聞こえてくる。
本来ならば居ないはずの、譜面にないもうひとつの声が、上のほうから確かに聞こえてくる。
そのときの鳥肌がたつような恍惚感。
まさにこれこそが、天使の声かもしれない。
その天使の声を聞きたいがために、いまも、ハーミスでハモリ続ける。